平成29年8月14日
今日はベランダから中央線を眺めた。
雨なのか曇りなのか微妙なところだがどちらにせよ暗い日は時間感覚が狂い気持ちも落ち込む。
自分は相対的にも絶対的にも頭がいいと思っている。
人々と話していても自分は頭がいいと思うしそう思わせることも容易い。
そして自分は世のほとんどのことを知らないということを知っている。
これを自覚する/させるのは簡単で、例えば薔薇という漢字を書けるかとか、神社と明神、大社、神宮の違いがわかるかとかそういう問いをすればよいのだ。
全能感や人より優れているという自負は知的探求や精神の向上を目指す者にとって大切なことなのだが何十世紀も前にソクラテスとかいう頭の悪い哲学者が定義したところの無知の知というのを心に留めておくことが大切なのは言うまでもないだろう。
二度言うがこれは何十世紀も前の既出ネタな上に日本の人々は謙虚であるから言われなくてもわかっているだろうがいつでも心に留めておくのが大事だと再確認してほしい。
今日話した人間がいい歳して自分の非、無知を認めないものだからこんなことを思った。
今日はベランダから中央線を眺めた。