平成29年10月4日
今日はベランダから中央線を眺めた。
ハンムラビ法典に目には目を歯には歯をというタリオの法なるものがある。
最近思うのは刑罰などと言うものがなくてもこの目には目を歯には歯をという罪を犯したものには同程度の罰を与える仕組みは作用しているのではないかということだ。
人は人を守るために法を作ったが良いことと悪いことを明記しただけなのである。
人は悪意を汲み取りそれを嫌悪する能力がある。
批判した者は批判されるし嘘をついた者は嘘をつかれるのだ。
遅かれ早かれ悪意を放った者は悪意を受け、悪意を受けた者は悪意を放つのだ。
それは1対1だけでなく100対1かもしれないし1対1対1かもしれない。
悪意というのはまるで空気のように圧の高いところから低いところへ浸透し平衡状態になる。
悪意だけでなくその他の感情もそうかもしれない。
情けは人のためならずということわざにあらわされるように。
今日はベランダから中央線を眺めた。