男子手芸部

手芸部員1と2の生まれたことへの贖罪

平成29年9月3日

今日はベランダから中央線を眺めた。

眺めたと言っても虹彩の筋肉が衰えているのに生まれたままの状態で保っているので4K画質の動画を250kbpsでストリーミングしているような感覚だ。

世の中には直視したくないものが存在する。

自分の場合直視したい現実などふるいにかけられた砂金ほどしか存在しない。

王族に生まれたわけでも、差別部落で生まれたわけでもなく、カテゴリ分けしてしまえば一般家庭で育った身としてはそれなりに現実離れした環境に身を置いているのだが、それでも一日の大半は現実逃避に時間を費やしている。

人間というのは思いつく限りのものはすべて現実にしてしまうことができるという恐ろしい性質を持っていて、今の生活も学生時代の自分が望んだ現実離れした生活で、数年も経たないうちに実行してしまった。

その結果がこれなのだが、やはり人間の思いつくものなど神様かなにかしらないが超越した存在からするとノミのようなものなのだろう。(そういうことにしておこう。)

人間の想像力には限界などなく、呆れるほど現実離れしたことを実行してしまっているかの蛮族の末裔および未来からはるばる来た猫型ロボット、イーロン・マスク氏はすでにガンダムの生みの親富野由悠季氏の想像力を超えてしまっているだろう。

何世紀も続いた中世ヨーロッパに革命を起こした者がいるということはそれなりに激動の時代もまだ中盤に差し掛かったところなのでイーロンの左中間タイムリーヒットに続きこれからダメ押し満塁ホームランを打つ者が現れてもおかしくはない。

柄にもなく駄文と言うのが適切なくらいの文章を書いてしまったが、自分はこれからこの歴史に英雄的な名乗りをあげてやってもいいだろうと、そんな意思表明をしたかったのである。

エイエイオー。

そんな感じ。

今日はベランダから中央線を眺めた。