男子手芸部

手芸部員1と2の生まれたことへの贖罪

平成29年8月24日

今日はベランダから、あれ、なにかをみた。

先ほど映画館で、線香花火、北から見るか東から見るか、というような感じの映画を貸切状態の映画館で観てきた。

ひっそりと運用している廃棄されたお気持ちの掃き溜めのようなSNSに投稿しようと思ったがなかなか144字にまとめるのは困難を極めそうなので特別に感想を以下にまとめたい。

事前に、自称インテリが集まるクエスチョン・マークにてこの映画の評価を軒並み見たが目にするものはほぼ酷評で、それを覆すべく、肯定してやろうという意気込みで観るにあたった。

だがそんな期待は見事に裏切られることとなった。

脚本、アニメーション、コンセプト、マーケティングなどすべての点において主観的にも客観的にも、褒めるべき点がほぼ見つからなかった。

映画を作ったこともないなんの信念もない人間がこのように酷評を下すということには非常に抵抗があるがそれほどだということだ。

いま思っていることを以下に連ねる。

リアリティ重視のもののはずなのにキャラクターの会話にリアリティがない、実力はじゅうぶんあるはずの制作会社SHAFTの無駄遣い、導入が不自然極まりなく観客おいてけぼりのSF設定、誰を相手にしているかすらわからず全く感情移入できないキャラクターたち。

最後の1分まで、絶対に面白いだろうという希望を持って加点方式で臨んだがどこに良さを見出せばよいのかわからなかった。

もしかすると自分は人格障害なのではと疑わせられ、いまでも不安に駆られている。

エンタメなど小学校6年生向けに作れば売れるというのは業界の常識だがこれで喜ぶのは縄文人くらいだろう。

1,800円をドブに捨てたいという強い気持ちがある方にはオススメしたい。

明日からは中央線を上から見るか横から見るかで悩む所存だ。