男子手芸部

手芸部員1と2の生まれたことへの贖罪

平成29年8月8日

今日は学園都市線を眺めた。

同じ場所から見ればいつも景色は変わらない。

人は変わらない。

住む場所があり、社会があり、ものを食べ、仕事をし、遊び、寝る。

人の根幹は何世紀何十世紀経っても変わらないのだ。

これが変わると思っている人たちはむしろ幸せだとすら感じる。

火が発見されて、土器が作られて、鉄器が作られて、鉄道ができて、電気が発明されて、電話が普及して、コンピューターが発明されて、スマートフォンが普及して、人は働くことを辞めただろうか。働く時間は減っただろうか。恋愛ものの創作物が売れなくなっただろうか。

人々が感じている先への不安は杞憂でしかない。

もっと言えばマーケティングに利用されているだけなのだ。

皆踊らされ他人の考えを自分で考えたものだと勝手に勘違いし同じことを考え同じこと、つまりその他人の言葉ばかり発言する。

しかし全員同じかというとそれが違うのは自明で一握りの「踊らせる側」がいるのだ。

それはすぐそこにいるかもしれないし歴史のずっとむこうにいるかもしれない。

ただ確実に言えるのはその影響をあたえる者が居るということだ。

それは、自覚の有無は抜きにして、この変わらない世界のバランスを保つ者なのだ。

変わらない世界の本質を汲み取り維持する者なのだ。

ああたのしく生きたい。

今日は学園都市線を眺めた。