男子手芸部

手芸部員1と2の生まれたことへの贖罪

平成29年8月3日

今日はベランダから中央線を眺めた。

電車や人の流れを見ていると一度流れた時は戻らないというのを実感する。

本音を言うと過ぎ去った1秒1時間1日1年などどうでもいい。

学生の頃に戻りたいと思う節もあるが他人に言われたときふと想像してしまうだけである。

時が流れているあいだこの先いつ死が我が家をノックしてくるだろうという考えばかりが先行してしまう。

こんなことはもう10年以上前からそうだ。

かと言って悲観的に日々を過ごしているわけでもなく社会に対し積極的な行動はできていると思うし能動的にそれを選ぼうとは思わない。

たぶん、"一般的な"、石油王になりたいとか有名人になりたいという思念と似ていると思う。

死に対してその先の苦難や未知の領域には全く想像がついていないししようとも思わない。

この文章を通してなにかを伝えたいわけでもなくただの雑感垂れ流しである。

とりあえず、不快な思いをせず徒に与えられた人生をのうのうと暮らしたい。

ジョハリの窓的にいうと右ふたつの領域がほぼなく自分のいいところも悪いところも全て知っているので誰にもなにも言われず過ごしたい、ああそれだけ。

今日はベランダから中央線を眺めた。